土地の鑑定で宇都宮へ
2017年 11月 13日
昨日は、お客様からのご紹介の方の土地の鑑定ご依頼を受けまして、宇都宮に行ってまいりました。
駅の餃子屋さんを尻目に往復いたしましたが、
とても良い経験をさせていただきましたので、そのことを今日は書こうと思います。
はじめてお会いする美男美女の新婚さんご夫婦でして、なんとなく良い予感はあったのですが、
土地に着くと、畑だったという土地はすでに綺麗に整地されていました。
しかし、ニョキッと、柿の木らしかった幹が1本残っていました。高さは1mぐらいでしょうか。
そのご夫婦は、土地の鑑定をするのに、勝手に土地に入ってはいけないと、
今までここに作物を作ってらしたお隣さんにご挨拶しますね、と言って去って行かれました。
もう購入はされていらっしゃるのですが、ちゃんとご挨拶されに行くのは、素晴らしいなぁと思いながら、
その柿の木を眺めていると、とても幸せだったのだなということが伝わってきました。
何百件と土地を訪ね歩くと、自然と感性でその土地がどういう感じかはわかってくるものです。
それは、そう、長年幼稚園の先生をやっている方が、初めて会った子供の性格をなんとなくわかるのに似ていると思います。
もちろん、その土地の歴史を全てわかるかというとそうではないので、期待しないでくださいね 笑
さて、土地の話に戻りますが、
とにかく「澄んで」いる気がするのです。
大抵、木はとても意識が高いので、こんな感じで切られていると、ちょっと陰的な気がでるものなのですが、
なんか、全然嫌な感じがしない。
なんでだろう、、、と思っていると、
お隣さんの奥様と、そのご夫婦がやってきました。
「まあまあ、風水なんですか?ここは、どうですか?
草とかもちゃんと世話して、大事にしてきたのですよ」
というのです。
「あー、だからですか。とても気が良いので、、、
普通、こういう感じで残されている木が、ここまで気が良いということは、大事にされたのだろうなと思っていました」
とお伝えすると、
「まあ!!わかりますか?
じつは、この木、今年最後に、とてもたくさんの実をつけてくれました。
そして、美味しかったんですのよ。
まあ、良かった。伝わっていたのね。
じつは、後で、この木にお酒とお米を撒こうって思っていたの。。。」
と、感慨深そうでした。
それで思い切って、その木が言っていることを伝えてみたところ、早速実践します、と言ってくださいました。
すると、お家から、ご主人まで出ていらして、しばらく環境についてのアドバイスも簡単にさせていただきました。
とても良いお隣さんで良かった、、、とお互いに、どうぞよろしくねと言い合いながら、お別れされていました。
生体エネルギーのじんち論では、木にとても気を使います。
木は精神性が高いから、勝手にこちら側が色々やってしまってはいけないようです。
(伐採とか)
でも、本当に、心をかけて、ちゃんと相手を敬って感謝して、愛して、気を使って、、、
そうすると、ちゃんと相手も納得したり、応えてくれるのだと思いました。
尾山は、とても感動したのです。
見せてくれてありがとう。。。
教えてくれて、本当にありがとう。
と、柿の木さんにもお礼を言って、(心で)帰ってきました。
一つずつ丁寧に生きる。
こういうことなのだと、知っていても、頭でわかっていても、
結局は毎日実践し続けられるかどうかなのだと思いました。
今ここに愛と感謝を。
by tokushu999
| 2017-11-13 21:19
| 風水